いつまでも自分の歯で
- 2024年01月30日
冬には珍しく暖かい日が続き、梅の花も咲いて少しずつですが春が近づいてきていますね。
さて今回は8020運転についてお話したいと思います。8020運動は、「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という運動です。20本の歯があればほぼ食生活に満足すると言われています。近年「8020」を達成している高齢者は増加しています。しかし、高齢者の数が増えていますので、「8020」を達成していない高齢者は依然として多い状況です。
「高齢になる=入れ歯」ではありません。
普段の歯磨きや予防によって一生歯を残すことができます。
自分の歯で噛む事は、食べ物を噛み砕きおいしく食べやすくするだけでなく、体や脳へのメリットもあります。
他にも、
*胃腸の負担を小さくする
*免疫力を高める
*脳の活性化、ボケ防止
*胃腸の負担を小さくする
*虫歯、歯周病の予防
など、まだまだたくさんのメリットがあります。
仮に8020を達成できなかった方でも、しっかりと噛み合い、きちんと噛むことができる義歯(入れ歯)などを入れて口の中の状態を良好に保つことで、20本あるのと同程度の効果が得られるそうです。
義歯を含めた歯で食べ物をしっかり噛むことができれば全身の栄養状態も良好になりますし、よく噛むことで脳が活性化され、認知症のリスクが軽減するという調査結果も出ています。
いつまでもおいしく食べ続け、健康寿命を延ばすためにも定期的にかかりつけの歯科医院に行きチェックしてもらいましょう。
前田