チョコでむし歯予防？

日中の暖かさに春の兆しを感じるこの頃ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか？

2/14はバレンタインでしたね。
美味しいチョコレートをたくさん食べた人も多いかと思います。

さて、その甘いチョコレートについて調べてみました。
チョコレートにはむし歯の原因で、歯の大敵というイメージがあります。
けれども近年の研究で、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールにはむし歯や歯周病予防に役立つ効果があるということが報告されています。

＊カカオポリフェノールの効用＊
*むし歯菌（ミュータンス菌）への抗菌作用
*歯周病菌に対する殺菌効果
*歯垢をつきにくくする
*口臭を防ぐ
*口内の浄化
　
ただし、ミルクチョコレートにはカカオポリフェノールが少なく、ホワイトチョコレートには含まれていません。
ミルクチョコレートなど甘みの強いチョコレートは砂糖の含有量が多く、虫歯になりやすいと言えるでしょう。

抗酸化作用を得るためには、カカオポリフェノールが多く含まれるビターチョコレート、食べるならカカオ含有率が高いものをおすすめします。

また、チョコレートに含まれる大量の砂糖はむし歯の原因になりますが、砂糖ではなく甘味料としてキシリトールを使っているものもあります。

＊キシリトールの効用＊
*むし歯菌の活動を抑える
*歯の再石灰化を促進する
*歯を溶かす酸を作らない

どんな食べ物にも言えることですが、食べ過ぎず、むし歯予防のためには食べた後はしっかり歯みがき‼︎が大切ですね。

前田