お口ぽかん

長年のお付き合いの女性の患者さん。診察が終わり受付で「飴ちゃんあげるね」と言って、受付に甘い飴をくださいました。歯科医院で飴をプレゼントという大阪のおばちゃん的出来事にビックリ。歯科としては、キシリトールガムのほうがいいですが。しかし、ほっこり笑顔にさせていただきました。　おか歯科医院　院長　岡泰大です。

お口ぽかんと開いた子供は多く、正しくは口唇閉鎖不全といいますが、有病率は30％以上あります。食事の時に、くちゃくちゃ音がして、食べこぼしが多くみられます。。

お口が開いたままだと、歯肉炎、着色、むし歯、外気道感染症、歯列不正などを引き起こします。矯正が必要なお子さんのほとんどが、お口ぽかんで、正しい嚥下が出来ていません。食べる機能がしっかりと発達すれば、口の形態も正しく成長します。気になる方は、ご相談ください。

ご自宅で食事の時に注意してほしいこととして　①口唇を閉じて、奥歯でモグモグ噛んで食べる　②足の裏をきちんと着けられる椅子に座って食べる　③咀嚼中(ごっくんと飲み込むまで)飲み物は飲まない

以上３点、気を付けて下さい。