歯科医院、予約しました。 『抜歯編』
- 2016年09月11日
兄の治療を受けてきました。院長 岡です。
例の歯を抜きました。抜かないといけないというのは、自分で撮ったレントゲン写真で分かっていたのですが、いざ抜くとなると、やっぱり寂しい気分になります。
チェアーに座り麻酔をするのですが、手に汗をかきながら、顎が疲れる、唾が溜まってきたよ、まだ時間掛かるの。兄に言いたいけれど、口開いたまま麻酔の途中では何も言えない。いつものする側では思いつかないことがいっぱい浮かんでくる。
毎日の診療では、一日に10人以上の方に麻酔をします。そえ故に、つい歯科医師にとっては麻酔は日常普通のことに成りがちなのです。でも患者さんにとっては、非日常で特別なことなんですよね。そんなことも再確認できました。
左下の第一大臼歯を抜いたのですが、本来歯があるべき場所に何もないというのが変な感じです。一本歯が無い場合には、一般には両隣の歯を削ってブリッジ(固定式)で治しますが、今回はまず出し入れ式の義歯(入歯)にしようと思っています。義歯の患者さんの気持ちが少しでも分かればと思っています。
傷口が治るのを待って、再び治療にかかる予定です。以上、抜歯編でした。