歯科用レントゲンの放射線量

歯科用レントゲンの放射線量

  • 2016年01月21日

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人体が受ける放射線量は、シーベルト(SV)で表します。私たちは普段から宇宙や大地など自然界、食べ物からも年間2.4mSVの放射線(日本はこの世界平均値より少ないです)を浴びています。一日に換算すると0.007mSVになります。

歯科用レントゲンは、小さいレントゲン写真の放射線量も、口全体を写す大きいレントゲン写真も線量はほとんど変わらず、0.01mSVから0.03mSVです。これは、日々自然界より浴びている放射線量の2~4日の量に相当します。CTの約1000分の1、集団検診での胃のレントゲン写真の100~400分の1程度です。 おか歯科医院では、放射線量が少ないデジタルレントゲンを使っており、更に安全に配慮し撮影時には鉛エプロンを使用し、患者さんの被曝量を極力ゼロになるよう配慮しています。

妊娠中の方、あるいはレントゲン撮影後に妊娠に気付いた方も、全く心配いりません。お腹の赤ちゃんに影響する放射線量は50mSV以上です。つまり、鉛エプロン無しで数千回を一度に撮影しないと赤ちゃんに異常は起こらない、ということです。
しかし、妊娠していたら受ける放射線量は少ないに越したことはないので、歯科医師やスタッフにお知らせください。

上記の図は、文部科学省発行、「放射線による影響」より参照しています。

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